こんにちは^^
今回はニキビ(ニキビ跡)とビタミンのお話をしたいと思います。
ニキビやニキビ跡にお悩みの方の中には、
「ビタミン不足なるとニキビが出来やすいよ!」
「ニキビやニキビ跡を治すにはビタミンを摂った方がいいよ!」
なんてことを聞いたことがあるかもしれません。
実際、ビタミンがお肌に与える影響は、ホンマに大きいです。
ニキビやニキビ跡にももちろん大影響してきますから、
ニキビを予防したい方も、ニキビやニキビ跡を治したい方も積極的にビタミンを摂取された方が良いと思います。
ただ、ビタミンって言っても、ビタミンAやらビタミンKやら、ビタミンにも種類がめちゃめちゃありますし、どれがニキビに効くか良く分からんと思いますす^^;
なので、まずはニキビやニキビ跡治療において、
「これさえ摂っておけば、とりあえず間違いないっしょ!」
っていうビタミン達をご紹介したいと思います!
ニキビやニキビ跡に効くビタミンの種類って?
ニキビやニキビ跡治療に役立つビタミンをざっとあげていくと…
ビタミンC
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンA(ベータカロチン)
ビタミンE
ビオチン(ビタミンB7)
この6種類があります。
特に上の3つは、ニキビを早く治したいなら最低限意識して摂った方が良いビタミン達です。
では、それぞれのビタミンに一体どんな効果があるのかをお話していきましょう!
赤ニキビ・ニキビ跡の救世主『ビタミンC』
まずは言わずと知られたビタミンCさん。
めっちゃメジャーなビタミンですね。
今や体に取り入れるだけでなく、化粧品にも配合されているというスゲーやつですw
【効果】
消炎作用や抗炎症作用(皮膚の赤くなった部分を肌色に戻してくれる)があり、赤いニキビやニキビ跡にも効果がバツグン
コラーゲンを作って肌にツヤやハリを与える
抗酸化作用でニキビを予防する
※ターンオーバーを整えて、ニキビ肌を改善する
用語解説
※ターンオーバーとは…
個人の肌質や、肌の部位によって変わってきますが、およそ28日~42日程度のサイクルで肌の古い角質などを自然とはがしていき、その下から新しいお肌を生み出させる、肌にもともとついているスゴイ機能。ニキビ肌の方の場合、このサイクルが乱れて、なかなか肌が生まれ変わらないので、ニキビが治りにくい。
ビタミンCには主にこんな効果があります!
体に取り入れるだけじゃなく、お肌に塗ってもニキビやニキビ跡に作用してくれるっていう、「肌界の神」的存在ですねw
ビタミンCが多く含まれている食材
- イチゴ
- みかん
- キウイ
- カラーピーマン(パプリカ)
- 芽キャベツ
取りすぎた脂を分解してニキビを予防!『ビタミンB2』
【効果】
脂質を分解してニキビを予防する。
抗酸化作用でニキビを予防する。
皮膚や粘膜をキレイな状態で保つ。
主にこんな効果があります。
脂っこい料理を食べ過ぎたりすると、その脂が過剰な皮脂となって、ニキビが出来やすくなってしまうんですけど、ビタミンB2は取りすぎた脂質を分解してくれるので、過剰な皮脂を防いでくれます。
油っこいものを食べ過ぎた時や、普段からジャンクフードを好んで食べていて、ニキビの出来やすい方には打ってつけのビタミンですね!
ビタミンB2が多く含まれている食材
- 豚・牛・鶏肉のレバー
- 牛乳
- 卵
- 納豆
- モロヘイヤ
- 魚(特にさわら・ぶり)
素肌をキレイにしてニキビゼロのお肌を作る!『ビタミンB6』
【効果】
お肌の代謝を促し、ターンオーバーを促進させて、ニキビ肌を改善してくれる。
お肌をみずみずしくさせ、ハリやツヤを与えてくれる。
大量に摂取することで女性ホルモンのバランスを整えてくれる。
このうような効果があります。
ビタミンB6は、ニキビ肌から普通のお肌へ生まれ変わらせてくれたり、同時に素肌もキレイにしてくれるので、まさにお肌の味方ですね!
ビタミンB6が多く含まれている食材
- カツオ・マグロ(赤身)・鮭
- 豚肉(ヒレ)
- 鶏のささみ
ニキビやニキビ跡を治すためには、本当に最低限摂りたいのがこの3つのビタミンなんですが、
出来るならこいつらも摂っておいて欲しい!ってのが、
ビタミンA(ベータカロチン)
ビタミンE
ビオチン(ビタミンB7)
この3つのビタミン達です。
このビタミン戦士達の働きも簡単に説明しますね★
アクネ菌の繁殖を抑えてニキビを予防!『ビタミンA』(ベータカロチン)
【効果】
肌のハリ・ツヤを健康的に保つ
皮膚のターンオーバーを活発にさせ、病原菌などをブロック
お肌の免疫力を高め、ニキビの原因、アクネ菌の繁殖を抑える
抗酸化作用で美肌効果あり
体と同じで、お肌にも免疫力ってものがあり、これが弱ってくるとニキビが出来やすかったりするんですが、ビタミンAは肌の免疫力を高めてニキビを予防してくれる効果があります。
ニキビが出来やすい方にはぴったりのビタミンですね★
ビタミンAが多く含まれている食材
- 鶏・豚レバー
- うなぎ
- 卵
- 牛乳
- ニンジン(ベータカロチン)
- かぼちゃ(ベータカロチン)
肌の血行を良くしてニキビを改善!『ビタミンE』
【効果】
抗酸化作用で美肌効果あり
細胞の老化を防ぎ若々しく見せてくれる
血行を良くして、お肌のくすみやニキビを改善
ホルモンの分泌をスムーズにしてくれる
ビタミンEさんも美肌作りには欠かせないビタミンさんなんですね!
ビタミンEは抗酸化作用を持っていて、傷ついたお肌を修復し、ニキビやニキビ跡にも効果があるんですが…
働き終えたビタミンE自身が酸化(腐る・傷つく)してしまうっていう欠点もあります(-△-;)
このビタミンEの酸化を防ぐ為に、一緒にビタミンCを摂取することをオススメします★
ビタミンEが多く含まれている食材
- アーモンド
- モロヘイヤ
- うなぎ
- アボカド
皮膚を再生してニキビ肌を改善!『ビオチン』(ビタミンB7)
【効果】
皮膚などの粘膜を健康に保つ
皮膚の再生機能があり、肌の健康に欠かせないコラーゲンを作る
肌の老廃物を外に出しやすくしてくれる
このビオチン、現役ニキビがある方には重要なビタミンになります!
ビオチンは古く痛んだ肌(ニキビ肌)を再生してくれますから、ニキビが繰り返し出来やすいニキビ肌の方にはもってこいのビタミンなのです。
また、ビオチンはビタミンB2・B6と協力することで、健康な肌を作る為に、強い力を発揮してくれます!
ビオチンが多く含まれている食材
- 魚介類
- しいたけ・マイタケ
- ナッツ類
以上がニキビケアに大切なビタミンの説明でした★
どれもニキビケアや美肌の為には必要なビタミン達ですので、是非日ごろから意識して取り入れていただきたいと思います!
ビタミンを単体で摂ってもニキビは治せない?
さてさて、この記事を読まれて、
「よっしゃ!じゃあとりあえずオレはニキビ跡が気になるから、ビタミンCだけいっぱい摂ってやるで!」
と、ビタミンCをサプリメントなどでたくさん摂取しても、ニキビ治療としてはそこまで効果が出ないんです^^;
先ほどもチラっと言いましたが、
ビタミンE→ビタミンAの働きを安定させる
ビタミンC→ビタミンEが腐るのを防ぐ
ビオチン→ビタミンB2・B6と協力すると、お肌の為に強大な力を発揮する
と、それぞれがそれぞれのビタミンを助けながら作用しているんですね★
つまり!
ビタミンを単体で摂るよりも、色んなビタミンをミックスさせて摂る方がニキビやニキビ跡への効果がより高まるというワケなんです。
「ビタミンCがお肌に良いから」と言って
↑こんな風なビタミンCしか含まれていないサプリメントを取るのはニキビ治療においてはあんまり効果ありません!
ビタミンくんたちは互いに助け合って、愛し合って(えw)
それぞれの良さを引き立ててくれているんです。
なので、サプリメントでビタミンを取る場合は
「ビタミンC」
「ビタミンE」
など単体のものを選ぶのではなく、
『マルチビタミン』
というたくさんのビタミンが含まれているものを飲むのが、ニキビやニキビ跡治療には1番効果があります!
知っておくだけでニキビへの効果が高まる!サプリメントを飲む時に注意したいこと。
今回はニキビに効果のあるビタミンのお話をさせていただきましたが、とりあえずサプリメントでこれらのビタミンを摂取するのが1番手っ取り早く、確実かと思いますw
ただ、サプリメントを飲むにしても、とりあえず飲んでいるだけでは効果もそれほどなので、効果的なサプリメントの飲み方もお話しておこうと思います!
サプリメントを飲むタイミングはいつがいい?
「初めてサプリメントを飲む」って方はこれが結構謎だったりするんですが、
1番いいのは「食後」です。
食後は栄養素の吸収率が上がりますから、このタイミングでサプリメントを投入してやると、ニキビやニキビ跡にも効果が出やすいですよ^^
ビタミンの性質を知っておくとサプリメントの飲み方も変わる!
(「NARUTO」より)
これも知っておいて損はないお話なんですが、ビタミンにはそれぞれ性質ってもんがあります。
水溶性(水に溶けやすい)
か
油溶性(油に溶けやすい)
そのどっちかの性質を必ず持っているんですけど、
ニキビに効くビタミン達はどうかと言いますと…
ビタミンC⇒水溶性
ビタミンB2⇒水溶性
ビタミンB6⇒水溶性
ビタミンA⇒油溶性
ビタミンE⇒油溶性
ビオチン⇒水溶性
と、なっております。
「ほんでそれが何や?」
って感じですけど、このビタミンの性質がニキビ治療においてケッコー重要となってくるんです。
まずは油溶性ビタミンのお話からしていきましょう。
ビタミンAとEは油に溶けやすい油溶性なので、朝起きてすぐにビタミンAとEが入ったサプリメントを水で飲むというのはほとんど効果がありません。
油に溶けるので、水で飲んでも、サプリは溶けずにそのまま消化されてしまいます。
じゃあゴマ油とかサラダ油で飲めばいいのか!!
・・・
速攻で胃もたれになってしまいますw
では、どうすれば良いか
「ある程度の油っ気のある食事後に水で飲む」
こうすれば、食事の時に体内に入った油がサプリを溶かしてくれるので、ビタミンA・Eも体に吸収されます。
ただ、先ほども言いましたが、サプリメントを飲むタイミングは基本的に「食後」が1番良いので、これに関してはそんなに問題はありません。
問題なのは水溶性ビタミン!
ニキビ治療においてこの性質のビタミンはかなりの厄介者となります( ̄□ ̄;)
水溶性のビタミンは水に溶けやすいので、一度に大量に取ったとしても、余分な分は結局おしっこと一緒に流れ出てしまうんです…
例えば、「1日分のビタミンC!」とか書いてあるキレートレモン的な飲み物を朝8時に飲むとします。
で、朝11時くらいに「おしっこに行きたい!!」と思い、おしっこをしました。
するとさっき取ったキレートレモン的な飲み物のビタミンCはほとんど全部おしっこと一緒に下水に流れていきましたとさ。
チャンチャンw
と、いうように、一気に1日分のビタミンCを取ったとしても体に吸収されるのはほんのわずか。
あとは全部おしっこと一緒に下水管の中へという運命なのが、水溶性ビタミンの悲しい性質なのです(苦笑)
ですから、水溶性のビタミンは1日に数回(たとえば朝・昼・夕・夜・寝る前)に分けて、こまめにのまないと、効果がほとんどありません。
マルチビタミンのサプリメントの用法・容量のところに「1日2回(2錠)」などと書いてあると思うんですが、
朝と夜飲んだとしても、ほとんどがおしっこと一緒に流れるのでニキビやニキビ跡への効果は期待できません。
なので、薬局に売っているサプリメントを飲む場合、用法容量を守って飲んでいるだけでは、正直、ニキビとニキビ跡はほぼ治らないんですよね^^;
日本のサプリメントは意図的に1日の飲む量を下げて書かれていますので、ニキビとニキビ跡を治したいなら、それ以上に飲むべきなんです。
例えば、ビタミンCサプリメントの用法容量のところに「1回1錠を1日2回」とか書かれていても、
ニキビやニキビ跡に効果を出させるには「1回2錠を1日5回」
みたく、規定よりも多めに、そしてこまめに飲んでようやく効果が期待できるレベルです。
まとめ
ニキビやニキビ跡に効くビタミンは6種類!(C・B2・B6・A・E・ビオチン)
ビタミンは互いを助け合って効果を高めるので、単体で摂るよりも複数で摂った方がニキビにも効果が出やすい
サプリメントを飲むタイミングは食後!
日本のサプリメントを飲む時は規定量以上に、そしてこまめに!
以上!
ビタミンとニキビのお話でした!
意外と知らないことが多かった方もいらっしゃるかもしれませんが、ニキビに効くビタミンの種類や食材を知っておくだけでも損はありませんしね^^
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!
スキンケアを見直すだけでニキビとニキビ跡は治る!
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思春期ニキビ(10代のニキビ)、大人ニキビ(20代以降のニキビ)、どちらにオススメかも書いていますので、是非参考になさってください^^