こんにちは^^
最近はだんだんと暖かい日も増えてきて、お昼は日差しが暑いくらいですね。
そんな暑くなってきた時期なんですけれど、この時期ニキビやニキビ跡にお悩みの方たちに、特に注意して頂きたいことがあります。
それは一体何かと言いますと…
「紫外線」です!
紫外線というのは太陽の光に含まれているもので、ぼく達のお肌や体に悪影響を与えるものなんですが、
よく「春こそ紫外線対策!」
「肌を焼かない為に、紫外線対策」
なーんてフレーズをCMや広告で見かけたりしますよね。
お肌や体に悪影響を及ぼすものですから、当然何らかの対策が必要になってくるので、ああいったCMが良く放送されているんですね。
ただ、「紫外線」と一言にいいましても、紫外線の中にも
「UVーA (紫外線A波)」
「UVーB (紫外線B波)」
「UVーC (紫外線C波)」
と3つの種類の紫外線があるんです。
全ての紫外線がお肌に悪影響を与えるんですが、影響の仕方が少しずつ違いますので、まずはそれぞれの紫外線がお肌にどんな影響を与えるのかをご説明したいと思います^^
(「ええーい!面倒だ!対策だけ教えろ!」という方はページ下部まで飛ばしてくださいw)
UV-A(紫外線A波)は肌を老化させる?
それぞれの紫外線には、多い時期と、少ない時期とがあるんですが、
UVーAの場合、4月~8月がピークで、その時期は大量に地上に降り注ぎます。
まさに今からがピークの紫外線ですね★
UVーAの特徴は…
地上に降り注いだUVーAは、肌の表面をも突き進み、肌の奥深く(真皮)にまで到達します。
そうして、肌の奥にあるコラーゲンをぶっ壊してきます。
その結果、肌にはシワが増えたり、たるみが出てきたりするので、UVーAはお肌の老化を進める紫外線とも言えます。
ちなみにUVーAは雲やガラスも突き進んでくる厄介なヤツなので、車の中や、外出しない時にも注意が必要になってきます。
【要注意】UV-B(紫外線B波)はニキビとニキビ跡を作り出す!
UVーBは、春~秋が特に多い時期で、4月から徐々に増え始め、8月にはピークを迎えます。
9月ごろから少しずつ減り始め、10~3月は比較的少なくなります。
肌の老化を進めるUVーAに対して、UVーBは肌に炎症を起こさせる紫外線なので、ニキビやニキビ跡がある方々には1番注意して頂きたい紫外線です!!
(体への有害性はUV-Aの約600倍ともいわれています)
UV-Bが具体的にニキビにどんな影響をもたらすのかをご説明させて頂きますね★
ニキビの炎症を悪化させ、ニキビ跡を出来やすくする
UVーAは肌の内部まで到達する紫外線でしたが、
UVーBは、肌の表面に吸収されてしまう紫外線である為、肌の表面に赤い炎症を起こさせてしまいます。
ただでさえ、ニキビによって炎症を起こしているのに、そこへ紫外線が飛び込んできて、追い打ちをかけるように炎症を悪化させてしまうんですね。
そうなると、当然ニキビはより赤みを増しますし、炎症が悪化し、ニキビ自体も治りにくくなっていまいます。
もし治ったとしても赤いニキビ跡(色素沈着)になりやすくなってしまうので、これからの季節、絶対に対策をしていただきたい!
角質が分厚くなり、ニキビができやすくなる
紫外線Bを浴びると、お肌が
「やばいよ!オレ太陽光で攻撃されてるじゃん!これは身を守らんといかんぞ!」
と思い、自分の身を守る為に角質をどんどん分厚くしていきます。
角質が分厚くなると、毛穴が角質で埋もれてしまい、その結果毛穴が詰まってニキビができやすくなるんですね。
(↑毛穴をふさいでいる茶色い部分が角質。これが分厚くなってしまい、毛穴が詰まってニキビが出来やすくなる。)
また、UVーBは肌の表面の細胞を破壊するので、ターンオーバー(肌の生まれ変わり。普通のキレイなお肌の方は28日~42日周期で肌が生まれ変わる。)をめちゃめちゃに乱してくれます。
ターンオーバーが乱れると、肌が再生しにくくなり、ニキビやニキビ跡が治りにくいお肌になっていってしまうので、これまた要注意ですね!
活性酸素が発生し、過酸化脂質が出来る
紫外線Bを浴びると活性酸素と呼ばれる、体の細胞や肌を、痛みやすくしたり、もろくさせてしまうものが発生します。
この活性酸素は脂質と合体しやすい性質をもっていまして、ぼく達の肌にある皮脂とも簡単に結合してしまうんですね。
皮脂が活性酸素と合体してしまうと、皮脂はどんどん酸化していき「過酸化脂質(酸化されて、古くなってしまった皮脂)」というものになってしまいます。
この過酸化脂質(古びた皮脂)というものは非常に厄介者でして、周囲の細胞を傷つけたり、皮膚の再生機能を低下させてしまいます。
つまり、お肌の細胞を傷つけ炎症を起こさせたり、ニキビ肌がキレイなお肌に生まれ変わるのを阻止してきやがるのです。
しかも、肌細胞が壊されてしまうので、その部分にできたニキビは治ったとしてもニキビ跡になりやすいという、マジで厄介なことになりかねません。
このようにUVーBにはニキビを悪化させる要因がたくさん詰まっています。
ニキビを悪化させないようにもUVーBの対策はしっかりと行って頂きたいと思います!(対策法は後に書きますね★)
UV-C(紫外線C)は1番怖いけど…今はまだ大丈夫?
UVーCはUVーBよりもも~っと!有害な紫外線とされている為、恐らくニキビへの影響もハンパではありません。
でも、ご安心ください!
UVーCは地球のまわりを覆っている「オゾン層」という膜によって遮断されるので、ほとんど地上には降り注ぎません。
(ただ、環境のことはよくわかりませんが、環境汚染でオゾン層が破壊されていけば、いつかは大量のUVーCが地上に降り注ぐとも言われています^^;)
お肌を守るための「UVケア」って?
今、主に地上に降り注ぐ紫外線は、
UVーA(紫外線A) ←肌の老化を進める紫外線
と
UVーB(紫外線B) ←肌を炎症をさせる紫外線
この2つですね。
これらをブロックするには、大定番ですが、やっぱり「UVケア商品」を使うのが1番効果的です。
(「日焼け止め」ではなく、「UVケア」をお選びください)
しかし、「どんなUVケア商品を使えば良いのかわからない!」
という方もいらっしゃると思いますので、UVケア商品選びのポイントをいくつかご紹介いたしますね^^
肌を黒く焼きたくなかったり、シワやたるみが気になる場合は「PA」を見る!
PAとはUVーA(紫外線A波)をブロックする効果の目安で「+」の数が多ければ多いほど、UV-Aをブロックする力が大きいのです。
「肌をこれ以上老化させたくない!」
という方は、PAの+の数が多いものをお選びください★
肌の炎症を抑えたい。ニキビを悪化させたくない。そんな時は「SPF」を見る!
SPFとはニキビの敵であるUV-B(紫外線B)をブロックする効果を数字で表したものです。
例えば「SPF50」の日焼け止めなら、お肌に何もつけない時と比べて、日焼けの速度を50倍遅らせることができるんです。
炎症を悪化させたくない場合はこのSPFが高いものを選んで頂きたいのですが…
ニキビ肌の方はSPF値が高すぎるものを使うと逆にニキビが悪化してしまうことがあるので要注意です!
メーカーにもよりますが、SPF値が高ければ高いほど、油分やお肌への負担が大きい成分を使用しているケースが多いんです><
その成分の刺激によって、ニキビが悪化することもあるんですね^^;
ニキビ肌の方でも使えるUVケアは…
ニキビ肌にも使える理想のUVケアは…
紫外線吸収剤を含まない(ノンケミカル処方)
PA++くらい
SPF25~30くらい
アルコールフリー
出来ればこの4つを兼ね備えたものだと思います。
(SPFやPAに関しては、メーカーによっては、数値が高くても肌に負担にならない成分を使用しているものもあります★)
UVケア商品は日焼け止めよりも値段が高くなるのが痛いところですが、最低限、ピークが訪れる時期だけでもしっかりと対策を行って頂きたいと思います!
過去にぼくも海に行った時の紫外線が原因で、お肌全体がニキビに埋め尽くされるほどの酷いニキビ肌になったことがありますので…
あの悲惨な経験を皆さんにはして頂きたくはないので、しっかりと対策をとってもらいたいと思います★
一応、ニキビがある時にでも使えるオススメのUVケア商品をいくつかご紹介しておきますので、ご参考までにご覧ください。
紫外線によるニキビを防いでくれるオススメUVケア商品!
アクセーヌ 『マイルドサンシールド』
肌に優しいUVケア商品です。
ノンケミカル処方、無香料、アルコールフリーで、汗や水に濡れても落ちにくいウォータープルーフになっております。
肌に負担にならずに紫外線対策を行えるのでオススメです^^
※洗い流すときはクレンジングをお使いください
アクセーヌ 『UVプロテクションAC』
こちらもアクセーヌという会社の商品で、日焼け止めベースの乳液になっています。
肌に優しいだけでなく、保湿効果にも優れており、大人ニキビができている方にオススメのUVケアです。
こちらもノンケミカル処方、アルコールフリー、無香料、ウォータプルーフになっております。
※洗い流す時はクレンジングをお使いください
NALC
SPF50
PA++++
と、紫外線をカットする能力が高いのに、低刺激というニキビ肌にとってはうれしいUVケアです。
鉱物油不使用、アルコールフリー、香料や着色料不使用、という肌に刺激になるものを抑えてある為、ニキビ肌の方にも安心してご使用いただけます★
↑こんな風に肌に直接塗るタイプのUVケアが1番効果があるんですが…
最近では飲むタイプのUVケアも発売されています。
直接肌に塗らない分、肌への刺激は一切ないのがメリットですが、塗るタイプのものに比べると効果が薄いってところがデメリットです…w
重度のニキビが顔中にある方や、超敏感肌の方は飲むタイプの方が良いかもしれませんが、それ以外の方の場合は塗るタイプを使用されることをオススメします。
ただ、塗るタイプも飲むタイプも両方を併用すれば効果はバツグンですので、レジャーに行くときなんかは両方使うと良いかもしれませんね!
あと、塗るタイプのUVケア商品は時間が経つと共に、紫外線を防ぐ機能が徐々に低下していったり、汗や水と一緒に流れ落ちてしまうものも多い為、長時間外に出られる時は、日傘や帽子を利用されることもオススメです♪
これから紫外線A波もB波もピークを迎えてくるので、くれぐれも対策はしっかりと行っていただきたいと思います!
それではまた!
スキンケアの見直しだけでもニキビとニキビ跡は治る!
【2020年最新!】
管理人がオススメする最強ニキビ&ニキビ跡ケアをご紹介!
思春期ニキビ(10代のニキビ)、大人ニキビ(20代以降のニキビ)、どちらにオススメかも書いていますので、是非参考になさってください^^