こんにちは^^
今日はニキビ治療に使える漢方薬のお話をしたいと思います!
漢方薬って何なの?
ニキビが出来てしまって皮膚科へ行くと、抗生物質やビタミン剤の飲み薬をもらえる場合があるんですが、
病院によってはもうひとつ出される飲み薬があります。
それが漢方薬です。
ニキビは顔や背中など、目に見えるところに出てきますよね?
(全くもって迷惑なヤツら)
でも、その憎きニキビの原因は、体の中の健康状態と深~いかかわりがあるとされています。
日本やアメリカの医学では、「ニキビは皮膚病」とされていますが、
中国の医学では「ニキビは内傷病」
つまり、「ニキビがあるってことは体の中に悪いところがあるんだ!」
と言われています。
なので、中国では、漢方薬で体の中の悪いところを治して、その結果ニキビも治っていく。
という感覚なんですね★
そんな漢方なんですが、もちろん日本でも漢方薬の効果は認められていて、病院で保険適用で処方してもらえますし、薬局でも(少し値段は高くなりますが)普通に売っています!
ちなみに、ぼくは運が悪かったのか、過去に4つの皮膚科へ行きましたが、漢方薬を出してくれた皮膚科はそのうちの1つだけ…!
はじめの3つの皮膚科は出してくれませんでした…
ぼく自身も、「漢方薬を試したい!!」
という思いがあったので、漢方薬を扱っている皮膚科をネットで探し出し、そこへ受診してようやく処方してもらえました。
このように、漢方薬を出してくれる皮膚科と、そうでない皮膚科があるんですよ。
まぁ漢方をなかなか出してくれない皮膚科でも、先生に「漢方薬出してほしい」と相談すれば出してもらえるでしょうし、
そうでなくても漢方薬局へ行って、ニキビの症状などについて説明すれば出してもらえますし、
究極、ネットで購入することだってできちゃいます。
もちろん、親切で丁寧なお医者さんに、自分の体質に合った漢方薬を出してもらうのが1番良いんですが、
ネットで買う、などの場合はどの漢方薬が自分に合うか見極めが必要になってくるんですよ。
人には「体質」というものがありますよね?
抗生物質の場合は「ニキビにはこの抗生物質!」と大体決まっていて、どんな方でも大体効果が出ますが、漢方薬の場合はそうではないんです。
ニキビに効く漢方薬は何種類かあるんですが…
その中でも、その人の体質や肌質に合った漢方薬でなければ効き目がないんです!
こんな体質・症状の人にはこの漢方薬を。
こういった体質・症状の人にはこっちの漢方薬を。
というように、その人の体質や症状で処方される漢方薬が変わってくるんですね★
Aさんのニキビには△△漢方が効いたけど、
Bさんのニキビには△△漢方が効かなかった。
でも、Aさんのニキビには○○漢方は効かないけど、
Bさんのニキビには○○漢方が効いた。
というように、同じ「ニキビを治す目的の漢方」を飲んだとしても、それが効くか効かないかはその人の体質によるんです(-▽-;)
漢方の効果・効能のところに「ニキビ」と書いてあっても、その人の体質に合っていないとまるで効果がないのが漢方の難しいところなんです。
ですが、体質にばっちり合えば効果は高いです。
漢方だけでお肌がキレイになっていく方だっていらっしゃいます★
ニキビに効く漢方は約10種類ありますが、その中で自分の体質に合った漢方を見つけなければなりません。
というわけで、この漢方のテーマでは、ニキビに効く漢方薬すべてをご紹介していこうと思うのですが…
できるだけわかりやすいように、1記事ごとに1つずつ漢方薬をご紹介していきますので、
どの漢方がご自分に合うのかを判断する、その手段の1つとして参考にしていただきたいと思います★
では、それに当たって、今日は漢方の効果的な飲み方をご説明しますね^^
漢方薬の効果を存分に発揮させる飲み方って?
【食間に飲む】
食間とは、食事の最中のことではありませんw
食間、つまり食事と食事の間(食後2時間後くらい)に飲むのが効果的だと言われています。
色んな種類の生薬(しょうやく)が合わさった漢方薬は、薬の吸収されやすい空腹時に効果がよくあらわれるからです。
空腹時ということなので、食前でもOKですよ!
※食前に飲み忘れた場合は、食後に飲んでも大丈夫です。
【白湯(さゆ)で飲む】
白湯というのはあったかいお湯のことですね。
沸騰させたお湯を冷ましたものです。
白湯で飲むと漢方薬の吸収が早くなると言われています。
もちろん水で飲んでも効果はあるので大丈夫ですよ★
ただ、濃いめのお茶や、ジュース、牛乳、アルカリイオン水などで漢方薬を飲むと、吸収率を下げる可能性があるので、「水」か「白湯」で飲むようにしましょう!
漢方を飲めば、速攻でニキビに効果があるの?
これ、結構気になるところだと思います。
ニキビ治療で出される抗生物質ならば、飲み始めた3日後くらいから効果が見えてくるような即効性がありますが、持続はしません。
抗生物質を飲み終えた途端にじわじわニキビが復活してきます。
「じゃあ抗生物質飲み続ければいいじゃんw」
って感じですが、耐性菌というものの関係で、1つの抗生物質を飲み続けると効果がなくなっていきますので、どちらにせよニキビは復活してきます。
つまり根本的な治療にならないのが抗生物質。
それに対して、漢方薬は基本的にゆるやかに効果を発揮していく薬ですので、残念ながら即効性はありません。
(即効性のある漢方も中にはありますが、ほとんどの漢方薬はじわじわと効いてくるタイプです。)
ですが、耐性菌の心配もありませんし、飲み続けることで体質改善をしていけるので、根本的なニキビの原因を潰せるメリットがあります。
ただ、即効性がないので、その人の体質にもよりますが、目に見えるほどの効果は早くても、飲み始めて1か月くらいで出てきます。
なので、飲んで1週間で「効果ないやん…」と落ち込む必要はありません^^
ちなみに…
ぼくが皮膚科で出された漢方薬2種類(セイジョウボウフウトウ、ケイガイレンギョウトウ)を2か月ほど飲み続けましたが…
他のスキンケアも頑張っていた時期でもあったので、どっちが効いたのかはわかりませんが、飲み始めて1か月後くらいには鼻横に広がっていたニキビが全滅していきました。
ニキビに効く漢方薬を購入する時に役立つサイト一覧
最後に漢方薬を購入する時に役立つサイトをご紹介します。
もし、漢方のご購入をお考えでしたら、是非参考になさってください^^
お店で漢方薬を購入する時に役立つサイト
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漢方薬について相談・購入できるお店を検索できるサイト
漢方の相談薬局・薬店をお探しの方、大変便利な漢方薬局・薬店の検索サイトです。漢方薬情報、各疾患の漢方コラム、動画コラムも多数掲載しています。
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中国漢方を購入できるお店を検索できるサイト
会員店一覧の記事一覧ページです。
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どちらも漢方薬を売っている薬局を探せて、漢方相談もていねいにやってくれるお店が検索できます。
ネットで漢方薬を購入する時に役立つサイト
体質によって、効くか効かないか分からない漢方薬をネットで購入するのはマジで難しいです。
1度は漢方薬局に足を運んで、キチンと体質を診断してもらうのが1番だと思いますが、ネットで購入される際はコチラのサイトが役立ちます。
「漢方セラピー」はあなたの体質と症状・悩みに合わせて選べる漢方薬シリーズ。漢方が学べる動画コンテンツや薬膳レシピ・季節ごとの養生など幅広く漢方情報を知ることができます。 続きを見る
体質をチェックし、自分に合った漢方を教えてくれるサイト
漢方薬を開発・販売しているクラシエさんのサイトなんですが、体質チェックに加え、自分に合った漢方薬を症状別で教えてくれます。
ただ、教えてくれるのはクラシエさんから販売されている漢方薬だけですので、幅は広くありません。
以上!漢方のお話でした!
ニキビに効く漢方薬もぼちぼちとご紹介していきますので、お楽しみに^^
それではまた!
スキンケアの見直しだけでもニキビとニキビ跡は治る!
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思春期ニキビ(10代のニキビ)、大人ニキビ(20代以降のニキビ)、どちらにオススメかも書いていますので、是非参考になさってください^^